疑問解決(バージョン管理)
バージョン管理とはなんでしょうか?
そんな事必要?
という素朴な疑問。
・概要 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
バージョン管理とは、 Concurrent Versions System の事で、Concurrentとは同時・共存・一致する という意味があります。 |
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・CVSの種類 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
主なバージョン管理ソフトは、下記のとおり。
基本的に、Subversionは後発でCVSの良いところを補っていると思います。 完全にSubversionの方が優位というわけではないですが、 CVSによる過去の遺産がなく、 まっさらな状態からはじめるのであれば、 Subversionの方が良いと思います。 以下では、Subversionについて述べていきたいと思います。 |
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・Subversion | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
サーバとクライアントの構成になります。 サーバは、Linux版とWindows版があります。 フック等フル機能を使いたい場合はLinux、 簡単に使いたい場合はWindowsを利用するのが良いと思います。 Windowsでもフル機能使用できると思いますが、如何せん情報が少ないです。 バージョンが1.4以降であればWindows版でもサービスに出来ます。 C:\> sc create svnserve binPath= "C:\Program Files\Subversion\bin\svnserve.exe --service --root リポジトリルートのパス" depend= tcpip また、リポジトリのファイル形態は下記の2通りから選べます。
使用可能なプロトコルは下記の通りです。
svnプロトコル使用時の認証は、svnserve.confで認証ユーザ、匿名ユーザのアクセス権限を設定できます。 [general] anon-access = read :匿名ユーザのアクセス権 auth-access = write :認証ユーザのアクセス件 なおアクセス権は、下記から選択です。
http(s)プロトコル使用時の認証は、ApacheのBASIC認証を使用します。 クライアントで一番使いやすいのは、エクスプローラに統合される TortoiseSVNだと思います。 エクスプローラで右クリックすると、SVNのメニューが表示されます。
・Windows版で文字化けをする場合は、APR_ICONV_PATH環境変数が 設定されているか確認してください。 具体的にはインストールしたiconvフォルダを指定しておきます。 |
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・Subversionのファイルフォーマットバージョン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
SVNのファイルフォーマットにはバージョンが有ります。 バージョンを確認するには、リポジトリのdbフォルダ内にあるformatを見てください。
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・Visual SVN Server | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
SubversionをGUIで操作できます。 まだ、ぱっとしか見ていませんが、 Subversionの全ての機能が使えるわけでは内容です。 ただ、インストールも簡単。設定もGUIなので手軽にできました。 なぜ、Visual SVN Serverを利用してみたかというと、 本家のホームページからWindows版のバイナリパッケージをダウンロードしようとしたところ、 ユーザ登録が必要になったためです。 面倒くさかったので、Visual SVN Serverにしたところ、 予想より使えそうです。 |
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・Subversion クライアント | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
Subversionのクライアントとしては、 TortoiseSVNを使う場合がほとんどです。 TortoiseSVNをインストールすると、エクスプローラに統合されます。 そのため、エクスプローラ内で右クリックしてコンテクストメニューを出すと SVNクライアントの操作が容易に出来ます。 また、ランゲージパックもあり、別途インストールすることで日本語にも対応します。 下記アドレスからTortoiseSVNをダウンロードできます。 TortoiseSVNのページ |
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・差分の比較(diff) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
TortoiseSVNには、標準でdiffツールがついているのですが、 さらに機能があるWinMergeを使い、TortoiseSVNと連携すると非常に便利です。 WinMergeは下記アドレスからダウンロードできます。 WinMergeのページ WinMerge日本語版のページ また、TortoiseSVNは、拡張子毎にdiffツールを設定できるので、 テキストはWinMerge、Microsoft系のファイルは別のdiffツールという使い方も可能です。 xdocdiff・・・-TortoiseSVNでWord, Excel, PowerPoint, pdfのdiffを見れるようにするツール |
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・覚書 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
・scコマンド ・BASIC認証 |
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