疑問解決(Google Api Engine(GAE))

2010/7/4

最近クラウドの話題が多いです。
クラウド自体 あいまいな定義だ思いますが、
クラウド実現のために GAEを使ってみたいと思います。

・Google App Engine(GAE)とは
 GAEは、ユーザが ”Googleのインフラ上で サービスを提供できる”サービスです。
 要するに Google の サーバ上に ユーザ がアプリケーションを公開できるようにしたものです。
 このサービスを使えば、世界最強といっても過言ではないGoogleのインフラを使用できます!!
・言語
 対応言語は、リリース当初はPhytonのみでしたが、
 現在はJava(Java5または6)もサポートされています。
 またJVMベースのインタプリタやコンパイラを利用することで、
 他の言語(JavaScriptやRuby、PHP等)も使用できます。
・制約

ここまで書くと、何でもできそうな気がしますが、下記の通り制限があります。
  ・WEBリクエストに対して30秒以内で応答を返す必要があります。
  ・ファイルの書込みができません。
  ・ソケットは使えません。

・リソース
 無料で利用できるリソースは下記の通りです。(2010/7/3現在)
 それぞれの項目の詳細はGoogle App Engineのページを見てください
分類 リソース 1 日当たりの限度 最大レート
リクエスト リクエスト 1秒最大500件 リクエスト 7,400 件/分
発信帯域幅(HTTPS を含む) 10 GB 56 MB/分
受信帯域幅(HTTPS を含む) CPU 時間 CPU 時間
CPU 時間 46 CPU 時間 15 CPU 分/分
データストア Datastore API 呼び出し 10,000,000 呼び出し 57,000 呼び出し/分
保存データ 1 GB なし
API に送信されたデータ 12 GB 68 MB/分
API から受信したデータ 115 GB 659 MB/分
データストア CPU 時間 60 CPU 時間 20 CPU 分/分
メール Mail API 呼び出し 7,000 呼び出し 32 呼び出し/分
メール受信者 受信者 2,000 人 受信者 8 人/分
メールの送信先の管理者 メール 5,000 通 メール 24 通/分
送信されたメッセージ本文のデータ 60 MB 340 KB/分
送信された添付ファイル 添付ファイル 2,000 通 添付ファイル 8 通/分
送信された添付ファイル データ 100 MB 560 KB/分
URL フェッチ UrlFetch API 呼び出し 657,000 呼び出し 3,000 呼び出し/分
送信された UrlFetch データ 4 GB 22 MB/分
受信した UrlFetch データ 4 GB 22 MB/分
画像操作 Image Manipulation API 呼び出し 864,000 呼び出し 4,800 呼び出し/分
API に送信されたデータ 1 GB 5 MB/分
API から受信したデータ 5 GB 28 MB/分
実行された変換 変換 2,500,000 回 変換 14,000 回/分
Memcache Memcache API 呼び出し 8,600,000 48,000 呼び出し/分
API に送信されたデータ 10 GB 56 MB/分
API から受信したデータ 50 GB 284 MB/分
・追加料金
 ある程度のリソースを無料で利用できますが、
 追加費用を払うことでリソースを増やすことが出来ます。
 そのため、負荷が読めないサービスを利用する際など、
 あとからリソースを容易に追加できるため有利です。
リソース 単位 単価
発信帯域幅 GB $0.12
受信帯域幅 GB $0.10
CPU時間 CPU 時間 $0.10
保存データ GB/月 $0.15
メール受信者 受信者 $0.0001
・Java言語での手順
1.Java SE(JDK)のインストール
  Java5または6のJDKをこちらからインストールしてください。
2.Eclipse のインストール
  開発環境としてEclipse(3.3以上)をインストールしてください
  また英語が苦手な方は、日本語化パックまたはPleiadesを適用し日本語化してください。
3.Google Plugin for Eclipse のインストール
  Eclipseのソフトウェア更新機能を使いインストールしてください
4.App Engine Java SDK のインストール
  Eclipse経由またはホームページよりダウンロードして、任意のフォルダに配置します。
・競合サービス
 同種のサービスとして下記があります。
サービス 提供会社 解説
Amazon EC2 アマゾン  
Windows Azure マイクロソフト  
・用語
 
 
・覚書
 
さらに情報が欲しい方は、Google検索で  
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