疑問解決(PCハードの規格)

2013/4/11

PCにもいろんな規格があります。
CPU、メモリ、ハードディスク、外部接続IF等、、、
そこで少し調べてみました。

ちなみにCPUに関してはこちらを見てください。

・メモリ
 メモリに関しても、かなりバージョンアップしてきました。
 昔は結構詳しかったんですが、
 纏めておかないと忘れてしまいますね。
 あと、モジュールの規格とチップの規格が有って紛らわしいですね。
 基本的には1対1で対応しているので、呼び名を統一してほしいのですが、、、
 
用語 解説
SIMM  
EDORAM  
SDRAM デスクトップ用168ピン
ノート用144ピン
モジュール 転送速度(GB/s) 動作周波数(MHz)
PC133
1
133
PC100
0.8
100
PC66
0.5
66
DDR-SDRAM デスクトップ用184ピン
ノート用200ピン
デュアルチャンネル対応
2.5/2.6V
モジュール チップ 転送速度(GB/s) 動作周波数(MHz)
PC3200 DDR400
3.2
400
PC2700 DDR333
2.7
333
PC2100 DDR266
2.1
266
DDR2-SDRAM デスクトップ用240ピン
ノート用200ピン
デュアルチャンネル対応
1.8V
モジュール チップ 転送速度(GB/s) 動作周波数(MHz)
PC2-5300 DDR2-667
5.3
667
PC2-4200 DDR2-533
4.2
533
PC2-3200 DDR2-400
3.2
400
DDR3-SDRAM デスクトップ用240ピン
ノート用204ピン
デュアルチャンネル対応
1.5V
モジュール チップ 転送速度(GB/s) 動作周波数(MHz)
PC3-21333 DDR3-2666
21.333
1333
PC3-19200 DDR3-2400 19.2
1200
PC3-17000 DDR3-2133
17.067
1066
PC3-14900 DDR3-1866 14.933 933
PC3-12800 DDR3-1600 12.8 800
PC3-10600 DDR3-1333 10.667 667
PC3-8500 DDR3-1066 8.533 533
PC3-6400 DDR3-800 6.400 400
RDRAM デスクトップ用184ピン
デュアルチャンネル対応
モジュール チップ 転送速度(GB/s) 動作周波数(MHz)
PC1066 RIMM1066
4.2
1066
PC800 RIMM800
3.2
800

用語 解説
ECC
(Error Check and Correct memory)
2ビット以内の誤り検出や、1ビットの誤り訂正ができる。
デュアルチャンネル 同容量のメモリモジュールを、
2倍のビット幅のメモリとして同時にアクセスすることにより、
速度を向上する技術。
・ATA
 内臓HDDの規格です。
 IDE(EIDE)と同義と考えても差し支えないと思います。
 転送方式はパラレルです。
 
用語 解説
ATA-33 転送が33MB/sの規格
ATA-66 転送が66MB/sの規格
ATA-100 転送が100MB/sの規格
ATA-133 転送が133MB/sの規格
・SATA(シリアルATA)
 ATAでの速度向上が難しくなったため、
 それを改善するための新しい規格です。
 最大約300MB/sの転送速度があります。         
 ちなみに、USB2.0の転送速度は60MB/sです。

用語 解説
SATA 転送が150MB/sの規格
SATA2 転送が300MB/sの規格
SATA3 転送が600MB/sの規格(現在策定中)

 ATAとの比較 
項目 ATA SATA
ケーブル 太くて短く取り回しがしづらい 細くて長い
転送速度 最大133MB/s 最大約300MB/s
接続台数 1本のケーブルに2台 1本のケーブルに1台
・eSATA(External シリアルATA)
 SATAを外部接続用に改良した物。
 HDDはSATAの物を使用します。
・AFT(Advanced Format Technology)
 ハードディスクの物理セクタサイズを大きくした技術です。
 WindowsXP以前のOSでは対応していないため、
 全く利用できないわけではありませんが、
 容量が少なく見えたりパフォーマンスが悪かったりする場合があります。
・RAID
 RAIDとはRedundant Arrays of Inexpensive Disks
 またはRedundant Arrays of Independent Disksの略で、
 複数台のHDDを組み合わせて仮想的なHDDに見せかける技術です。
 ハードウェアで対応したハードウェアRAIDと、
 特別なハードを利用せずOSで対応したソフトウェアRAIDがあります。
用語 解説
RAID0 ストライピング
同容量の複数台HDDを1台のHDDに見せかけ容量を増やします。
容量が違う場合は少ない容量に合わせます。
冗長性がありませんが、複数台のHDDに同時に書き込むので、
速度は速くなります。
当然故障率は高くなります。
RAID1 ミラーリング
同じデータを複数台に同時に書き込みます。
そのため見た目の容量は増えません。
RAID2 ビット単位での専用誤り訂正符号ドライブ
HDDの信頼性が高いことから実用ではない。
RAID3 ビット/バイト単位での専用パリティドライブ
RAID4 ブロック単位での専用パリティドライブ
RAID5 ブロック単位でのパリティ分散記録
RAID3,4のボトルネックを解消し、
使用効率のRAID1や1+0に比べてよい。
RAID10、01、0+1、1+0 RAID0とRAID1を組合わせて、
速度と信頼性を上げている。
 
・USB
以前は、PCには様々な形状のコネクタが付いていました。
キーボード、マウス、シリアル、パラレル・・・
それを一つのコネクタでつなごうとしたのがUSBです。
今では、転送速度が向上し外付けHDDまでもが接続できます。
転送速度 名称
1.5Mbps LowSpeed(LSモード)
12Mbps HighSpeed(HSモード)
480Mpbs FullSpeed(FSモード)
4.8Gbps SuperSpeed(SSモード)

規格 最大転送速度 給電(5V)
1.0 HSモード -
1.1 HSモード -
2.0 FSモード 500mA
3.0 SSモード 900mA
・覚書
単語 解説
DDR
(Double Data Rate3)
SDRAMよりデータ転送速度を向上させる規格
 DDR:SDRAM比2倍
 DDR2:SDRAM比4倍
 DDR3:SDRAM比8倍
ハミングコード





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