疑問解決(JavaScript)

2015/6/17

JavaScriptのTipsを解説します。

・概要

 JavaScriptの歴史は結構古いです。
 JavaといってもJavaアプレットやサーブレット等とはかなり違います。
 その昔、インターネットはJavaという時代があり、
 ブラウザで動くScriptということでJavaScriptと命名されました。
 ただ最近では、Flash等のリッチインターネットクライアントが勢いを増し、
 やがて消え行く技術と思われました。
 しかし!!
 いまやAjaxなるものが出てきました。
 これは、JavaScriptの技術を使ったリッチインターネットです。
 プラグインが必要ないため、インストールの手間も要りません。
 ここではJavaScriptを見直してみましょう。

・文字列の置換
 文字列の置換は、replaceメソッドを使うことで簡単に出来ます。


str = str_org.replace("abc", "def");
  
 と書くと、"abc"が"def"に置き換わります。
 また、正規表現を使うことも可能です。
 改行をカンマ","に変更する場合は、下のように書きます。


str2 = str1.replace(/[\n\r]/g,",");
・改行コード
 改行コードといっても、OS,ブラウザ毎に改行コードは違います。
 改行コードは、CR(Carriage Return)またはLF(Line Feed )、
 やこれらの組合せとなっています。
 CRはカーソルを行頭に戻すことで、LFは1行進めることです。

 

改行文字 別名 文字コード エスケープコード
CR Return 0x0D \r
LF NewLine 0x0A \n


 下にWindows&ブラウザの組合せでの改行を纏めます。

 

ブラウザ 改行コード
InternetExploler
Opera
CR+LF
Netscape
FireFox
LF

 もともと、UnixではLFのみで改行です。
 WindowsではCR+LFのため、
 メモ帳などでUnixをファイルを読み込んだとき、
 改行されずに表示する場合がありますが、これは上記のように改行コードが違うためです。
 高機能なエディタを使用する場合は、エディタが自動で判断してくれるので、
 ちゃんと改行して表示されます。

 

OS 改行コード
Unix LF
Windows CR+LF
Mac CR
・メソッド

 

動作 メソッド
ウィンドウを閉じる window.close();
 ただしこの方法では、閉じる時に確認ダイアログが出てきます。
 ダイアログを出したくない場合は、openerを設定することで可能です。
window.opener=self;
window.close();
乱数 0以上1未満の乱数を取得します。
Math.random();
数値フォーマット 小数2桁にする場合は下記の通りです。
toFixed(2);

・括弧
 JavaScriptでは括弧は特殊な扱いとなります。
 中括弧は、オブジェクトや連想配列を表します。
 大括弧は、配列を表します。
・変数名
 JavaScriptでは、'$'(ダラー)や'_'(アンダーバー)はアルファベットと同じ物として扱うため、
 変数名のどこに入れても問題ありません。
 慣例的に1文字目は$ または _ をつけることが多いです。
・覚書
 ・正規表現
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