| ・概要 |
| 以前はコンピュータがスタンドアロンで動作していましたが、 コンピュータが発展するに従って様々な機器がネットワークでつながるようになりました。 そうなると、それぞれの機器で認証が必要になってきます。 同じユーザ情報を全ての機器に設定する事は非常に手間です。 その作業を克服するためにディレクトリサービスが出来ました。 1箇所で認証情報を扱い、それぞの機器はその認証情報で制御すると言うものです。
以前ディレクトリサービスにアクセスするプロトコルに、X.500という規格が存在しました。 しかし、余りにも複雑で実装が難しいため、 TCP上で動作する軽量なプロトコルを開発しました。 それがLDAP(Lightweight
Directory Access Protocol)です。
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| ・LDAPの基本 |
| LDAPは一種のデータベースと考えられます。 レコードはエントリ、キーはDN((Distinguished Name:識別名)となります。 LDAPがX.500準拠というのは、DNの表記方法が準拠しています。 Tree構造になっており、cn=Taro
fugo,o=hogehogeCompany,c=JP と表記しユニーク性を保ちます。 cは国、oは組織/会社、ouはサブ組織(部、課など)を、cnで固有の名称(氏名など)を表します。 |
| ・単語帳 |
| 単語 | 解説 |
| BASIC認証 | BASIC認証とは、WEBサーバの機能で、 ディレクトリにパスワードを設定する物です。(ファイルで無い事に注意) ただし、パスワードは暗号化を掛けずにネットワーク上を流れるため、 セキュリティ上SSLを利用して経路全体を暗号化するようにしましょう。 |
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| ・覚書 |
・X.500 ・SSL ・TLS ・Kerberos ・OpenSSL |
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