疑問解決(データ通信)

2013/2/9

固定の電話回線が無いので、モバイルでインターネットを行います。
以前と状況が変わってきたので、改編しました。

・キャリア選定
 メジャーなモバイル系キャリアは以下の通りです。

 

キャ リア 特 徴
docomo 3G回線(W-CDMA,HSPA)とXi(LTE)が有ります。
通常FOMAは2GHz帯を利用しており、
山間部等はFOMAプラスエリアとして当初PDCで使っていた
800MHz帯を使っています。
そのためFOMAプラスエリアに対応していない機種は、
山間部等では繋がりにくくなります。
au 自前の3G回線(CDMA2000)と回線借りしているWimax回線が ありましたが、
iphone5に合わせて自前のLTEもサービスカットしました。
CDMA2000
 下り最大3.1Mbps/上り1.8Mbps
 月額利用料金も6,000円程度とサービスが出た当初は一番有望でしたが、
 今では2段階定額制で未使用時
 1,500円程度取られるこのサービスはちょっと選択肢から外れますね。
Wimax
 HTC EVO 出荷以降、Wimax対応機は
 テザリングが公式サポートされて、魅力的ですが。
LTE
 こちらもテザリングは公式サポートです。
softbank 自前の3G回線(W-CDMA、HSPA、DC-HSDPA)と
回線借りしているイーモバイル回線があります。
こちらもauと同様iphone5に合わせてLTEをサービスカットしています。
DC-HSDPA
 以前PDCで使っていた1.5GHz帯をを利用しているようです。
AXGP(4G)
また2011年11月からWCPから回線借りするAXGPを開始予定です。
 → softbank4Gというサービス名になりました。
LTE
 
当方は、データ定額ボーナスパックを利用していました(2010/12〜2012/4)
ウィルコム 資金繰りの悪化からsoftbankの支援を受けています。
データ通信としては、自前のPHS回線と、
docomo(HSPA)やsoftbank(HSPA,DC-HSDPA)から
回線借りをしている3G回線、
現在はWCPからの回線借りとなりますが、
当初は自己保有回線のXGP回線があります。
E-Mobile 自前の3G回線(HSPA,HSPA+,DC-HSDPA)があります。
こちらも自前のLTEを構築しています。
また、イーモバイルもsoftbank傘下に入りました。
UQ Wimax 自前のWimax回線があります。
 4,480円/月
 46,560円/12ヶ月(3,880円/月)
UQ Wimaxは、いろいろな会社から販売されていますが、
基本的に回線の値段はそれほど変わりません。
ただ、接続機器が無料な所もあるので、そこを狙って契約するのが良いかと思います。
※接続できるWimaxが契約会社限定になっている所があるので
 注意が必要です。 そこを使い続けるのであれば問題ないですが。
また次世代のWimax2の規格は 当初よりLTEに近い形になったため、
WimaxとLTEは将来的に統合されていきそうです。
日本通信

docomoから回線借りしている3G回線(HSPA)があります。
docomoの回線を利用しているので、サービスエリアは広いですが、
0.3Mbpsに速度制限がかかっています。
 2,980円/1ヶ月(2,980円/月)
 14,900円/6ヶ月(約2,484円/月)
 29,800円/12ヶ月(約2,484円/月)

イオン&日本通信

イオンと日本通信がタッグを組みました。
上記のサービスがどうなるのは不明ですが、
2011年6月10日(金)より下記サービスが始まりました。
 980円/月 100kbps → 150kbpsにアップしました。
 2,980円/月 400kbps
 4,980円/月 Mkpbs(なぜか表記無し。7.2M?)

DTI domocoから回線借りしている3G回線(HSPA)があります。
docomoの回線を利用しているので、サービスエリアは広いです。
日本通信の様な速度制限はかかっていませんが、
回線収容数次第で日本通信と同程度の速度になると思われます。
 2,980円/月
また、NTTコミュニケーションズの無線LANや
10GBのオンラインストレージが利用可能です。
※24ヶ月の最低利用期間の設定が有ります。
※別途630円/月の機器レンタル台が必要です。
100kbpsで490円/月のプランも発売しました。
WCP
(Wireless City Planning)
XGPを運用する会社です。
自らエンドユーザにサービスは提供しておらず、
ウィルコムにXGPを、softbankに対してAXGPの回線貸しを行っています。
 コストパフォーマンスを考えれば、
 サービスエリア次第ですがWimaxが一番高速で価格も低く抑えられます。
・Softbank データ定額ボーナスパックプラン
イーモバイルのインフラを使うデータ定額プランと
Softbankのインフラをつかうデータ従量プランの使い分けるプランです。
※基本的にはデータ定額プランしか利用しないと思いますが。

料金体系は下記の通りとなっています。

 

料 金プラン 月 額料金(固定) 月 額料金(従量分)
データ定額 700円 0.042円/パケット(上限額3,979円)
データ従量 300円 0.084円/パケット(上限無し)

上記の通り、全く利用しない場合は1,000円
データ定額のみを最大限利用した場合は合計して4,980円で利用できます。
※2012年3月現在キャンペーンでデータ定額の上限額が1,000円引きになっていますので、
 1,000〜3,980円で利用可能です。

ただし、このプランは注意点があります。
 ・このプランは2つの回線を契約することにより、金額を優遇しているため、
  どちらかの回線を解約した場合は優遇の無い通常のプランになります。

 

料 金プラン 月 額料金(固定) 月 額料金(従量分)
データ定額 2,000円 0.042円/パケット(上限額3,979円)
データ従量 4,480円 0.084円/パケット(上限無し)
 ・データ定額回線はMNPの転出/転入共にできません。
・単語録

 

単 語 解 説
HSPA
(High Speed Packet Access)
3G規格であるW-CDMAのデータ通信部分を高速化したもの
HSUPAとHSDPAを合わせてHSPAと呼ぶ事が多いです。
W-CDMAでは2Gbps程度だったダウンリンク速度を、
7.2Mbpsまで高速化しました。
docomoでは”FOMAハイスピード”、
softbankでは”3Gハイスピード”、の名称でサービス提供されています。
※イーモバイルは特に名称無しかな?
HSUPA
(High Speed Uplink Packet Access)
HSPAのアップリンク部分です。
HSDPA
(High Speed Downlink Packet Access)
HSPAのダウンリンク部分です。
HSPA+
(High Speed Packet Access Plus)
HSPAを更に高速化して21Mbpsを実現しています。
イーモバイルからは下のDC-HSDPAと合わせて”G4”という名称で
サービスを提供しています。
DC-HSDPA
(Dual Cell
  High Speed Downlink Packet Access)
HSPA+を2回線利用して倍の速度(42Mbps)を出したものです。
softbankから”ULTRA Speed”という名称で提供されています。
XGP
(eXtended Global Platform)
ウィルコムが提供していたサービスで、速度は100Mbpsです。
利用エリアは東京特区内限定のサービスで、
徐々にエリアが広がるはずでしたがウィルコムが会社更生法を適用されたことにより、
XGPはWCPに移管されました。
AXGP
(Advanced eXtended Global Platform)
XGPの進化系です。
今後世界標準になると予想されるTD-LTEに近い規格となりました。
LTE 次世代の標準規格の座をWimaxと争っています。
TDーLTE 今後世界標準になると目される規格です。
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