疑問解決(リモート接続)

2009/1/6

違うパソコンから操作してみよう!

・リモート操作

 PCでサーバソフトを起動することにより、
 外部からリモートアクセスをすることが出来ます。

 大体下記がメジャーなやり方だと思います。

 

種類 方法 監視されるPC OS
(主にサーバ)
監視PC OS 概要
リモートデスクトップ Windows(XP,2003) Windows WindowsXP,2203標準でソフトがついています。
XPでは、サーバ機能を提供しない仕様ですので、
リモートアクセス中はローカルユーザはログインできません。
また、2003では管理用としてリモートデスクトップが有ります。
そのため、Administrator権限のユーザでのみログインできます。
ただし、同時接続数は2接続までと制限されています。
プロトコルはRDP(Remote Desktop Protocol)を使用し、
デフォルトポートは3389です。
また、4〜6kbpsの低速回線でも利用可能です。
ターミナルサービス Windows(2000,2003) Windows リモートデスクトップと互換性があるため、
同じクライアントソフトで接続できます。
ただし、ターミナルサービスを利用するには、
サーバCAL以外にTS CALが必要になり、
TS CALの管理には
ターミナルサーバライセンスサーバを構築する必要が有ります。
※猶予期間として、TS CALが無くても利用できます。
VNC

Windows,Mac,Linux,Unix

Windows,Mac,Linux,Unix

さまざまなOSで使用できます。
WindowsではRealVNCが有名です。

X Window Linux,Unix Windows,Mac,Linux,Unix フリーから商用まであります。
基本的にUnix系では標準で実装されています。

 

・XWindow

  XWindowの概念は、ちょっと他のサーバソフトと違っています。
 基本的に監視されるPCと言うのは、ハード的にはサーバであることが多いです。
 しかし、XWindowの概念では、
 監視される側のPCがクライアント、監視するPCがサーバとなります。
 これは監視される側のPCのソフトが監視する側の表示する機能を使っているという考えからです。

 プロトコルはXDMCP(X Display Manager Control Protocol)を使っています。
 Linux系の場合、初期設定はXDMCPを許可していない場合がほとんどなので、
 設定変更をする必要があります。

 まずX ディスプレイマネージャの設定です。
 たいていは、xdm か gdm, kdm, wdmあたりが使われていると思います。

 

ディスプレイマネージャ 概要
gdm /etc/X11/gdm/gdm.conf の [xdmcp] セクションにある "Enable=0" を "Enable=1"に、
または、 "Enable=false" を"Enable=trueに変更します。

kdm

/etc/kde/kdm/kdmrcの修正
 [Xdmcp]
 # Whether KDM should listen to incoming XDMCP requests.
 # Default is true
 Enable=false
 を 
 Enable=true へ

/etc/kde/kdm/Xaccess の修正
#* #any host can get a login window
の#をとる
* #any host can get a login window

xdm  
wdm  

 次にXサーバですが、以前ですとフリーで「X-Deep/32」というソフトがあったのですが、
 現在(2007/8.9)フリー版は提供されていません。
 そのため今回は、”Xming”を使用します。
  http://freedesktop.org/wiki/Xming
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