・概要
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2010年4月にVer.4が出ましたので、加筆・修正します。
Silverligntは、マイクロソフト製のRIA(Rich Internet Application)です。
つまりAdobe製Flashの対抗となる製品です。
Flash同様ブラウザにプラグインをインストールして使います。
2007年9月にVer1.0が発表され、
対応プラットフォームは WindowsおよびMacで、
対応ブラウザはInternetExplorer6/7,Firefox1.5以上、Safariでした。
Ver1.0では、JavaScriptしか対応しておらず、、
JavaScript以外の言語にも対応したVer1.1も計画予定でした。
最終的にVer.1.1は正式にリリースされなかった様で、
2008年10月にリリースされたVer.2で共通言語ランタイム(CLR)に対応しました。
その後、2009年7月にリリースされたVer.3
および2010年4月にリリースされたVer.4を経て大幅に機能アップしました。
元々はWPFのサブセットとして開発していたので、
WPF/E(Windows Presentation Foundation/Everywhere) という名称でした。
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・開発環境
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開発環境は下記の通りです。
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分野 |
開発ツール |
参考 Flashとの比較 |
開発者向け |
VisualStudio2008(Ver.3)
VisualStudio2010(Ver.4) |
FlexBuilder2以降
※4以降はFlashBuilderに名称変更 |
デザイナー向け |
ExperssionBlend Ver.3(Ver.3)
ExperssionBlend Ver.4(Ver.4)
※VisualStudio2010のみでも
簡単なGUIは作成可能
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Flash
DreamWeaver
Fireworks
etc
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プレゼンテーション記述言語 |
XAML
(Extensible Application Markup Language) |
MXML |
開発言語 |
C#.net
VB.net
IronRuby
IronPhyton |
ActionScript |
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Silverlightに関するダウンロードサイトはこちらです。
手軽にSiverlightの開発を行う際は下記を取得してください。
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名称 |
詳細 |
Visual Wev Developer 2010 Express |
Webアプリ開発環境の無償版です。 |
Silverlight 4 Tools for Visual Studio 2010 |
Visual Studio上でSiverlightを
開発するためのアドオンです。 |
Silverlight 4 Toolkit |
追加コンポーネントです。 |
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これらは個別にインストールできますが、
マイクロソフトがこちらで提供しているWeb Platform
Installer(Web PI)を利用して、
簡単にインストールすることが出来ます。 |
・XAMLとプログラミング言語の関連性
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C#は触ったことがないので、プログラミング言語というのはVisualBasic(以下VB)を使うものとします。
上記の項にも書いたとおり、
デザインをXAML(.xaml)、プログラムをVB(.vb)で記述しコンパイルすると、
中間ファイル(CLR)として *.g.vb とBAMLファイル が出来上がります。
BAMLはリソースファイルとして実行ファイルに格納されます。
また、XAMLはデザインのファイルと言いつつ、実際にはCLRのインスタンスを生成する機能を持ちます。 |
・単語
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単語名 |
意味 |
WPF
(Windows Presentation Foundation)
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Windows用のプレゼンテーションシステム
SilverlightはWPFのサブセットにあたります。 |
WPF/E
(Windows Presentation Foundation/Everywhere) |
Silverlightの以前の名称です。
この名称からもWPFと関連があることがわかります。 |
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・覚書 |
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