疑問解決(OracleXE)

2008/9/27

フリーのオラクルを使ってみよう。
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・概要

オラクルにもフリー版が存在します。
その名もOracle Express Edition(OracleXE)といいます。

下記にも紹介する制限・バージョンが古い等有りますが、
それ以外は普通のオラクルDBとして、
.NetやJava、PHP等からアクセスできます。

・システム要件

 OracleXEをインストールするのに必要なシステム要件は下記の通りです。
 対応OSは、WindowsおよびLinuxになります。

 

機能 説明

OS
(Windowsの場合)

Windows2000 SP4以降
Windows Server 2003
Windows XP Pro SP1以降
Windows Vista Business,Enterprise,Ultimate
CPU

1CPUのみ
マシンがマルチCPUの場合でも、1CPUしか使いません。

メモリ

256MB(推奨512MB)
Vistaの場合は512MB

ネットワーク TCP/IP
MSI
(Microsoft Windows Installer)
2.0以降
Webブラウザ
(Application Express利用時)
Micorsoft Internet Explorer 6.0以降
Firefox 1.0以降
Mozilla 1.7以降
Netscape Navigator 7.2以降

・機能制限

フリー版なので当然機能制限があります。

 

機能 説明
記憶域 ユーザデータを格納できるのが4GBまで
メモリ

SGA+PGAのサイズが1GBまで

CPU 1CPUのみ対応
マルチCPUであっても1CPUしか認識しません。
インスタンス SIDはXEに固定
対応OS WindowsおよびLinuxのみ
サポート 基本的に有りません。
バージョン 10.2.0.1
Oracle Database 10g Release 2の最新版相当
使えない機能 Real Application Clusters(RAC)
Advanced Security Option
Oracle Partitioning

・提供パッケージ

 

パッケージ 説明
OracleXE.exe シングルバイト対応のオラクルXE
OracleXEUniv.exe

マルチバイト(UTF8)対応のオラクルXE

OralceXEClient.exe オラクルXE用クライアント

・サービスの停止、自動起動停止(Windows)

 Oracle XEのサービスを停止または自動起動しないようにするには、
 下記サービスを停止、もしくは自動に変更します。
  ・OracleServiceXE
  ・OracleXETNSListener

・アプリケーションビルダー

 Oracle XEには、簡単にデータベース機能を利用できる様になる
 アプリケーションビルダという機能があります。
 利用方法は下記の通りです。

 Oracle XEに、期限切れユーザ「HR」が登録されていますので、
 「HR」ユーザを復活させます。

 データベースのホームページから「SYSTEM」ユーザでログイン
  ※このとき、ホームには、
    「管理、オブジェクト・ブラウザ・SQL・ユーティリティ」の4つしかメニューがありません。
 「管理」 → 「データベース・ユーザー」 → 「ユーザー管理」を選択すると、
 現在登録されているユーザ一覧が 表示されます。

 ここに「HR」ユーザが居ますので、選択をします。
 パスワードを設定し、アカウントステータスを「ロック解除済み」に変更します。

 この後、「SYSTEM」ユーザのログアウトを行い、
 「HR」ユーザでログインしなおすと、
  メインメニューに「アプリケーションビルダー」が追加されます。
・覚書
 
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